【若年性ガン】治療中の感情について考えてみた
ガンになって、泣いたり、怒ったりすることが
前に比べてたくさんでてきました。ハチドリは、前から結構感情的なほうだったのですが、この病気になって常軌を越してきていると、冷静になった時に感じます。
ポジティブに捉えて戦う人のほうが、ガンに勝てるとヒトはいいます。大きな病気になっても、前向きに戦っている人は、ヒトを感動させます。しかし、いざ自分がなってみると、その想像しているより闘病の大変さ、
- 強烈な痛み
- 短期間の外見の変化
- 経済的な負担
- 将来への恐怖
- 治療選択に対する不安
- 周りへの卑屈な感情
- 悪意のない周りの軽い一言
- ガンをビジネスにしようとする悪意ある人々
これらに、日々押しつぶされます。
ハチドリは、その度に、悲しみ、怒り、自分の中で、その「負の感情」と決着をつけようともがくのです。
もがくのもう辞めたい。心穏やかに、前向きに行きたい。幸せを感じたい。 実は、多くの悩みに対する、解決策自体は、シンプル。
人間は大なり小なり色々な悩みをかかえていて、誰しもがそのシンプルなことを、実践しようとしうまく行く日もあれば、失敗することもあり、または、実践しないことをあえて選択したりして日々を生きているのではないでしょうか。
怒りを感じること、悲しみを感じることそれらも、自分の選択ではあるため、なるべく、そのような感情を避ける技術を身につけることも大事だと思います。 巷には、たくさんのHow To本がありますね。
しかし、同時にこういった「負の感情」はハチドリにとって、大事な感情であるとも思うのです。きっと、このブログを読んでくださっているあなたにとっても。今後、怒りと悲しみのつきあい方は、大きな課題です。
ハチドリは、感情に鈍感なヒトにはなりたくない。でも、感情にのまれてこれ以上見失うことは避けたい。
何事もバランスだと、月並みなことを言って締めくくるのも悔しいですが、この難しさはすぐに解決することではないのだとハチドリは思うのです。