若年性がん患者が毒親に言われた言葉
こんにちわ〜ハチドリちゃんです。今回の記事では、がんと宣告を受けてから【毒親】から闘病中に言われた数々の言葉を、思い出す限りネチネチとまとめて、世に送り出しストレスを発散します。ハチドリは物心ついたときから、両親より体罰や言葉の暴力を受けて育ちました。なお、自分の親のことを「毒親」と認定したのは、がん闘病中(2016年)です。がんのことや治療の辛さで涙を流すことより、下記にネチネチと記載したことだけではなく、両親からの連絡やかかわり合いで涙することが増えたことが数回ありました。両親のことは心の奥底で鍵をかけていましたが、がんになったことで「理解に苦しむ親達」のことを解明しようとしたら、【毒親】という概念にたどり着きました。 ハチドリの両親は、ハチドリのことを愛してくれているのは伝わりますが、ねじ曲がっており、ハチドリからみてもなかなか未熟な60歳だと感じます。そしてハチドリもなかなかスルースキルのない「いい年した未熟な大人」です。自身をアダルトチルドレンであることは認めているので、”我がふり直せ”を模索中です。
病気を軽く見る・無知から来る言葉
「ステージ低いから大したことない」
→そう思いたい気持ちは、分かりますが・・・60近くになるまで大きな病気をしたことのない人達に、治療の過酷さ後遺症を経験せず、病気や治療を舐めるようなことは言っては欲しくはなかったです。ステージ高い人に言われたと仮定すると正直なにも言えなくなりますが、3回の手術と抗がん剤は正直痛みと戦う過酷な体験ですし、言い方は他にあると思います。
「20代の人も60代の人も辛いのはみんな一緒だ!」
→これは、ハチドリにとって見ず知らずの◯◯さんとか、どこそこの◯◯さんもがんで〜という話をされ、あまり両親の周りの人達のことを話さないで欲しいと伝えたら、このように怒鳴られました。う〜ん、確かに人それぞれ苦しみは多かれ少なかれ抱えているけれど、同じことを、全世界の闘病中の誰にでも言えるのでしょうか。
「俺だって、過去につらい検査うけた。」
→本当に無神経すぎる。検査と一緒にしないでほしいです。
「ICUに入っている時、親に対してうるせーあっちいけと言った。最低!」
→ICUではハチドリはそう言ったかどうかも覚えていないぐらい苦しかったです。
「抗がん剤の副作用?知らん!!」
→ ハチドリは、両親に家族としてどのくらいの情報を与えれば良いのか謎だったのですが、この言葉で会話するのが本当に面倒な気持ちになりました。
正直理解できない言葉
「夫君から離婚されても仕方ない」
→これは、ハチドリがハチドリ夫に離婚されても仕方ないという意味です。ただでさえ不安定なので、プレッシャーを与えないで欲しかったです。
「夫君の頭が下がっていない。感謝しろ!」
→これは数年泣いていないハチドリ夫が、ハチドリの姿を見て泣き、仕事をしながらも献身的に毎日病院に通う中言われた言葉でした。上記の「夫君から離婚されても仕方ない」をぶつけながらの、この言葉ですのでノーコメント。
言いたい気持ちを理解できるが、言ってはほしくなかった言葉
「丈夫に産んでやったのに・・・。おまえは身体を酷使しすぎだ」
→そう思いたい気持ちは十分に分かるのですが、ハチドリは自分をこれ以上責めたくありません。
「おまえにできることは何もない」
→ハチドリが苦しんでいる時に「親として」できることがないという気持ちからくるんですよね。ハチドリは、ただそばにいて手を握ってほしかった。
「おまえのその頭は見たくない。そんな親の気持ちもわからないのか!」
「見てられない!見たくない!」
→ハチドリが手術後入院中と、自分の家で療養中で言われた言葉です。自身の子どもが苦しんでいる姿を見たくないのは分かります。ハチドリとしては、精一杯頑張っているのに、その姿が醜いと言われているようでとても悲しい気持ちになりました。
「夫君を愛しているのであれば、もっと精神的に自立しろ!」
→ハチドリから一言コメントするのであれば、ハチドリ両親の夫婦間で軽蔑し合っているような夫婦関係は見習いたくないです。
「限度額医療証明書のことをなぜ伝えない?!不信感でいっぱい」
→これはハチドリも無知で限度額医療適用のことなどさっぱりだったのですが、2ヶ月にわたる退院後まもなく言われた言葉で、告知から3ヶ月目を迎えていた頃で正直それどころではなかった状況でした。ここで、?という方もいるかもしれませんが、ハチドリの大きな手術費用&入院費用約50万円は両親によって支払われています。この時点で感謝して当然なのは、ハチドリは分かっています。しかし、感謝しながら批判するということを行わなければ、ハチドリの精神が追い詰められます。
ハチドリ夫が不在中に「実家に帰ってこい」といわれたので、その好意に甘えたら文句を言われ、「治療費のことは心配するな。出してやる。」と言われたので、その好意に言われるがまま甘えたら散々文句を言われてしまい、怒鳴られたり、深夜や朝方まで批判メールが届く等で心が疲れてしまいました。ハチドリも「いい大人」になって、甘えざるをえない状況に陥ってしまいましたが、彼らの言葉を良い意味でも悪い意味でも鵜呑みにしてはいけないのだと改めて思います。感謝しながらも、批判するということを行い、ハチドリの両親への恨みを浄化しながら、自身の未熟さも正していければと思います。