はちどりわ〜るど

それでも自分の人生に満足してるその辺によくいる外資系会社員 20代にてガン宣告。手術・抗がん剤を経て「若年性がんサバイバー」1年生。/ 「毒親サバイバー」/「性暴力サバイバー」/準ミニマリスト/日々色々勉強中 ブログで自分の幸せ&社会の幸せを考えながら生きるヒントを綴ります

年は明けたけれど、辛くて苦しい状況は変わらない人へ

2016年がとても良い年だった人もいれば、

2016年が人生で一番酷い年だった、私のような人もいます。

そして、2016年からどころではなくて、

ずっとずっと前から辛くて苦しい状況が続いている人もいて

今も苦しんでいる人もいれば、

2017年が、とても辛くて苦しい年となってしまう方もいることでしょう。

 

以前、下記の記事にて、「言われたくない綺麗事」として

一番目に掲げた言葉があります。

これだけ辛いことを経験したのだから、これからの人生は幸せでいっぱいだよ!

これは、フラれて落ち込んでいる人に「どんまいどんまい次いこ〜。いい人見つかるって!」という、

「根拠のない軽い励まし」に近いです。

そんな世の中甘くありません。

がんになっても、宝くじが当たるわけでも、素敵なプリンス・プリンセスが現れるわけではなく、「普通の人達」と同様に電気代や家賃のやりくりをし、さらに医療費代が加わり、

取るに足らない生活の悩みに加え、がん治療の後遺症に悩みながら、

ほとんどの人が病気を隠して自身の努力で、必死に幸せを掴んでいくのです。

病気になったからっていって、棚ぼた的に幸せになれるわけではありません。

患者にとって「世の中」はなにも変わらず、さらに余計な心配やストレスが加わる中でも、幸せを見つけていく。

それは、なにもしないで得るものではなく、その人の大変な努力によって得られるものなのです。

 

世の中ちっとも甘くない。

一つ悩みが片付いたと思ったら、次は違うことで悩む。

それどころか、持っていた悩みがもっと酷くなるときがある。

解決策なんてない時もある。

先が真っ暗で、光さえ感じないトンネルのような。

こんなに頑張っているのに、なんで報われないの?

年が明けたからって、状況なんて変わらないじゃない。

 

いつかは報われるとか、神様からの試練だとか

綺麗事なんて言わないで。

前を向こうって、ポジティブでいることを強制なんてしないで。

私の感情を否定しないで。

精神的に弱い人間って言わないで。

 

この記事を読んでくださっているあなたは、

日々、大変な努力をされていることと思います。

 

そんな努力をされてるあなたの心が、少しでも、穏やかであることを願っています。